トラックドライバーと言えば、巨大なトラックをイメージする方が多いでしょうが、普通免許だけで乗れる小さなトラックを使う仕事も沢山あります。
もちろん、大型の免許があれば仕事の幅は広まりますが、デメリットもあります。
そこで本記事では、ルート配送において普通免許だけで乗れるトラック(本記事では小型トラックと呼びます)と、中型、大型免許が必要なトラックの差について解説します。
※ルート配送ドライバーの仕事が具体的に知りたい方は、「ルート配送とはどんな仕事?7年目の現役が1日の流れを詳しく解説します。【ストレスゼロ】」を合わせてご覧ください。
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小型トラックの特徴
小型トラックの特徴は以下の通りです。
小型トラックの特徴
・普通免許だけで運転できる
・運転しやすい
・どこにでも駐車できる
・ルート配送の求人が多い
1つずつ解説していきます。
普通免許だけで運転できる
小型トラックなら、普通免許だけで運転できます。
新しく免許を取る必要がないので、転職のハードルが低いです。
未経験OKで、助手席に乗って研修する会社が多いので、まずは小型トラックからスタートするのが良いでしょう。
運転しやすい
小型トラックは運転しやすいです。
普通車の運転になれている方なら、短期間で苦労せず運転できるようになります。
運転しやすいので、中型・大型ほど運転中に気を貼らなくて済みますよ。
どこにでも駐車できる
小型トラックは分類的には普通車なので、どこの駐車場でも駐車できます。
これが意外と大きなメリットで、例えば急におなかが痛くなった時、とっさにスーパーなどに駐車してトイレに行けます。
中型・大型だと駐車場を探すところからなのでなかなか大変です。
ルート配送の求人が多い
小型トラックは、ルート配送の求人が多いです。
中型や大型は、県をまたぐような長距離の案件が多く、ルート配送は少なめ。
ルート配送をやりたいなら、小型トラックを選ぶパターンが多いでしょう。
中型・大型トラックの特徴
中型・大型トラックの特徴
・免許取得が必要
・給料が高くなる
・運転には技術が必要
こちらも1つずつ解説していきます。
免許取得が必要
中型・大型トラックを運転するには、それぞれ免許を取得する必要があります。
費用は、中型で17万円、大型で25万円ほど(地域差があります)。
→「【必見】ルート配送の転職で使うべき転職サイト3選【失敗したくない人向け】」
取得した免許は一生ものなので、転職しやすくなるメリットもあります。
給料が高くなる
中型・大型トラックのドライバーは、給料が高くなる傾向にあります。
会社ごとに差はありますが、中型で2万~3万プラス、大型で4万~5万プラスくらいにはなるかと。
これに加えて、特殊な手当がつく会社もあります。
運転の難しさや、免許取得にかかる費用などがあるので、給料が高くなるのはある意味当然ですね。
運転には技術が必要
中型・大型トラックは、運転に技術が必要です。
運転の難しさ
・スピード感がつかみにくい
・曲がるときの内輪差が大きい
・方向転換のとき、後ろの確認が難しい
小型トラックとの違いは非常に大きく、慣れるまではかなり大変です。
しかし、慣れてしまえば立派な技術と経験になり、転職の武器にもなります。
向いている方を選ぼう【まとめ】
小型トラックの特徴
・普通免許だけで運転できる
・運転しやすい
・どこにでも駐車できる
・ルート配送の求人が多い
中型・大型トラックの特徴
・免許取得が必要
・給料が高くなる
・運転には技術が必要
以上がそれぞれの特徴でした。
小型、中型・大型それぞれにメリットとデメリットがあります。
気楽にやりたいなら小型、
稼ぎたい、技術を身に着けたいなら中型・大型
という選び方が良いですね。
どちらにしろ、自分の目指す働き方に近い方を選びましょう。
ルート配送への転職で失敗したくないなら、転職サイトは慎重に選ぶべき。
適当に転職すると、ブラック企業に入社してしまう危険性が高いからです。
詳しくは、【必見】ルート配送の転職で使うべき転職サイト3選【失敗したくない人向け】で解説しているので、合わせて見てみてください。
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【必見】ルート配送の転職で使うべき転職サイト3選【失敗したくない人向け】
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