こんな風に思っている人は多いですね。
確かに、一昔前はトラック運転手はヤンキーっぽい人が多かったです。
しかし近年は、ヤンキーっぽい人はどんどん減っていっています。
そこで本記事では、トラック運転手からヤンキーが減っている現状について解説します。
トラック運転手に転職を考えていて、ヤンキーが多そうで怖いという方はぜひ参考にしてみてください。
トラック運転手からヤンキーが減っている理由3つ
トラック運転手からヤンキーが減っている理由は以下の3つです。
ポイント
・コンプライアンスが厳しくなった
・ガラの悪い人は面接に合格できなくなった
・一人の仕事を求めて、未経験からトラック運転手になる人が増えた
1つずつ解説していきます。
コンプライアンスが厳しくなった
運送会社のコンプライアンスは、年々厳しくなってきています。
特に2013年頃から、運送業と荷主の守るべきルールとして掲げられ、それまで運転手に緩かった部分も厳しくなったようです。
大手の荷主では、
輪留めの徹底
私服NG制服着用
車内での喫煙禁止
トラックの装飾禁止
などコンプライアンスが厳しくなったと同時に、その他の決まり事も増えていったと所長は言います。
それにより、ガラの悪いヤンキーたちは好き放題できなくなり、辞めてしまったようです。
また、コンプライアンスが厳しくなって長時間労働が規制され、いわゆる「長距離で荒稼ぎ」ができなくなって、ガラの悪い人間は減っていきました.。
ですので、私の会社や知り合いの会社(大手企業)でヤンキーのような人はほとんど見た事が無いです。
ヤンキーは入社しても続かない
ヤンキーが減ったとは言っても、大人しいふりをして面接を受け、入社後に本性を現すパターンもあります。
とはいえ、そんなヤンキーは入社しても続きません。何かしら問題を起こして辞めていきます。
ヤンキーのやらかし
・度重なる速度超過
・事務方や同僚とモメる
・煽り運転などの危険運転
などで問題を起こしてすぐに辞めてしまいます。
一昔前はヤンキーでも通用したようですが、前述したようにコンプライアンスも厳しくなっているぶん、ヤンキーでは続けられなくなっています。
参考までに、長く続いている人の特徴を挙げると……
・バリバリ働くより、のんびり働きたい
・人間関係に疲れて、1人で働きたくなった
・精神的に弱ってしまい、楽な仕事を求めていた
・休みの日に仕事のことを考えなくていい仕事がしたかった
こんな人が多いです。皆さんヤンキーとは正反対の方ですよ。
一人の仕事を求めて、未経験からトラック運転手になる人が増えた
近年の傾向として、私や知り合いの会社の従業員を見ていると、ヤンキーやオラオラ系はほとんど見なくなりました。
逆に1人の仕事を求めて入社してくる、業界未経験者が増えています。
何故、1人の仕事を求めて入社してきたのか聞いてみると
・団体行動が苦手
・デスクワークが合わない
・1人で黙々と作業するのが好き
・上司に気を使いながらの仕事が嫌
といった意見が多かったですね。このような考えの方は、確かにルート配送に向いてます。
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むしろ、デスクワークに疲れた大卒の人が転職してくるパターンも多いです。
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というわけで、ヤンキーはどんどん減っています。時代の流れですね。
ヤンキーのトラック運転手がいる会社が嫌なら、大企業を選ぼう
ここまで、ヤンキーみたいなトラック運転手はコンプライアンスの面や、時代の変化にともない劇的に減少していると書いてきました。
しかし、それでも一定数ヤンキーみたいな人がいるのも確かです。
ここまで読んでいる方の中には、トラック運転手、ルート配送に挑戦したいと思っている方が殆どだと思います。
そして、大部分の人は「ヤンキーがいる会社は嫌だ!」と思っているでしょう。
その場合は、絶対に大手の運送会社を目指してください。大手の会社は、コンプライアンスや会社イメージを重要視しているので、ヤンキーに出会う確率はかなり低いです。
逆に小さい会社では、ヤンキーがいる会社がまだまだ多いです。
ですので、福利厚生や労働環境のしっかりしている環境で働きたいなら、大手一択と必ず覚えておいてください。
ルート配送への転職で失敗しない方法を、「【必見】ルート配送の転職で使うべき転職サイト3選【失敗したくない人向け】」で解説しているので、合わせて見てみてくださいね。
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